2011年07月27日
いきるということ3

とにかく最初の何週間かは泣いてばかり
私達が介護していると
『ごねんね』と『悔しい』で泣く・・・
友達が見舞いに来てくれて
『嬉しい』と『情けない』で泣く・・・
私は慰めるか叱咤激励するしかできなかった
本人の前では泣かなかった
でも・・・
帰り道いつも泣きながら車の運転していた
見た人はおばさんが!とビックリしただろうなぁ
何にもしてあげられない自分
代われるなら代わってあげたいのに・・・
代われない自分・・・
何で弟が
何でこんなに若いのに
何で私じゃなかったんだろう
いつも「ごめんね」と泣いた
弟が『俺は生きてる意味が無い』と書いた時は
かなり凹んだ
だけど「そんなことない!私が36歳のあんたの頭をなでたり
世話したりをできるのだって意味がある!普通に生活して
いたらこんな経験ないよ。あんたが生きてる事は私には意味がある
意味が無いなんて悲しい事言わないで!」と
怒った!!
怒ったけど・・・家で号泣して胃を悪くした(ポンコツだわ私)
自分の精神も最悪な4月・5月でした
一度弟の前で泣いたのは
リハビリ始めて何日か経ったある日
弟が『一緒に来て』というので見学していた時
寝返りが出来た
この時は先生も他の患者さんもいたけど泣いた、二人で泣いた
嬉しかった、希望が見えた
(今思うと36歳と43歳の姉弟が泣く図・・・恥ずかしいよね)
次に続く
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Posted by ナポレオン・ポッチー at 08:22│Comments(0)
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